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住宅ローンの返済期間について

住宅ローンの返済について ⇒ 住宅ローンの返済期間について

住宅ローンの返済においては、返済期間をどれくらいに設定するかも重要になってきます。返済期間を長くすると、月々の返済額は少なく済むので負担は軽くなるはずです。しかし長く借りれば借りるほど利息が加算されていきますので、最終的な総返済額が大きくなるというデメリットがあります。返済計画を立てる場合には、将来の収入も予測して考える必要があります。特に「定年」という要素は、返済計画に大きな影響を与えるでしょう。

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@返済計画は将来の収入を予測して立てる

例えば公庫融資の場合、最長で35年という返済期間を設定することができます。つまり40歳でマイホームを取得して住宅ローンを組んだ場合、75歳で返済が終了するという計算です。もし退職金の全てを使ってローンの残金を返済してしまうと、年金だけで老後を過ごさなければなりません。そういう意味でも、ローンの返済は退職前(65歳ぐらい)までに終わらせておくのが理想といえます。また転職などその他の理由で、収入が減ることも予想されます。現在の収入が多いからといって、あまり無理な返済計画を立ててしまうと、万一の際に取り返しのつかないことになります。注意しましょう。

○返済期間の設定方法(65歳までに完済させたい場合)
 返済期間 = 65歳 ― 返済開始年齢

@返済期間と返済総額

基本的に住宅ローンの月々の返済額は、「金利」と「返済期間」によって決定されます。もちろん返済方法その他の理由によっても変わってきますが、基本的な考え方としては、
「返済期間を長くする → 月々の返済額は少なくなる → 総返済額は多くなる」
ということです。返済期間を長くすると、当然その分の利息を支払う必要があるので、短い返済期間の場合よりもトータルの返済額は多くなってしまいます。

では、返済期間によって具体的にどれくらい返済総額に差が出るのでしょうか。以下に返済期間を10年延ばした場合の単純化した例を挙げてみますので、参考にして下さい。

(条件)借入金額3,000万円 金利3.2% ボーナス返済は行わない

a、返済期間を20年で設定した場合……
100万円あたりの返済額5,646円 × 20倍 = 11万2,920円(毎月の返済額)
11万2,920円 × 返済回数240回(12ヶ月×20年) = 2,710万800円

b、返済期間を30年で設定した場合……
100万円あたりの返済額4,324円 × 20倍 = 8万6,480円(毎月の返済額)
8万6,480円 × 返済回数360回(12ヶ月×30年) = 3,113万円2,800円

30年返済3,113万円2,800円 ― 20年返済2,710万800円 = 403万2,000円

上記の条件の場合、返済期間を10年延ばすと、返済総額は約400万円アップすることになります。返済期間は短く設定した方が、基本的には有利と言えるでしょう。しかし無理に返済期間を短くし、月々の返済額が大きくなってしまうと、やはり日々の生活は苦しくなってしまいます。返済期間をただ短くすれば良いわけでもないので、注意してください。